大学4年でインターンに参加するのは遅い!後悔しない活用・参加方法を解説

コラム

大学4年生でインターンに参加したことないけど大丈夫?
大学4年でインターンに参加するのは遅いの?

そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際、就活は大学3年のうちに動き出す学生が多く、4年でインターンに参加するのはタイミングとしては「遅い」です。

ただし、内定を獲得するのにインターンは必須ではありません
今すぐ動き始めて、あなたの理想の働き方が叶う企業を見つけましょう!

この記事では「大学4年で本当にインターンに行くべきか?」について解説します。
大学4年生が今すぐ取り組むべきことからインターンの種類や探し方まで、今から動くあなたに必要な情報をぎゅっとまとめました。
「出遅れた…」と落ち込む前に、ここで次の一歩を見つけていきましょう。

滋賀県の企業を探すなら、滋賀に特化した就活情報サイト「しがキャリ」がぴったり。
「しがキャリ」に登録して、あなたに合った企業を探すところから始めてみてください。

すでに内定をもらっていてインターン参加を検討している方は、よくある質問の「Q:内定後にインターンに参加する意味はある?」を確認してみてください。

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大学4年でインターンに参加するのは遅い

まだ就活を始めていない大学4年生が、今からインターンに参加するのは遅い傾向があります。
内閣府の調査によると、インターンに参加するのは大学3年生が最も多く、大学4年になると少なくなる結果がでています。

また、マイナビの調査によると、2026年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は4月末の時点で「70%」という結果も!
大学4年から就活を始める人は少数派で、おくれをとっているのが事実です。

調査時期 内定率
4月末 70.0%
3月末 54.6%
3月1日 43.1%

2026年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率
参照:大学生キャリア意向調査<就職活動・進路決定>

大学4年から就活を成功させるためには、テンポよく就活を進めましょう。
内定を得るのに必ずしもインターンに参加する必要はありませんので、大学4年の場合はインターンよりも個別の企業説明会への参加がおすすめです◎

学生のうちに働く経験がしたいなら、就活が落ち着いてからトライしてみてください。
内定獲得後もインターンに参加できるので、それからでも遅くはありませんよ。

大学4年で参加できるインターンの種類

2025年卒以降のインターンシップの定義が変わり「学生のキャリア形成支援活動」として4種類の活動に分類されました。
ここでは4種類の「学生のキャリア形成支援活動」について解説します。

インターンシップ4種類の特徴

  • タイプ1:オープンカンパニー
  • タイプ2:キャリア教育
  • タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ
  • タイプ4(試行):高度専門型インターンシップ

「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」(三省合意)より

大学4年で参加できるのは、タイプ1から3までの3種類です。

タイプ1の「オープンカンパニー」は、個々の会社説明会やイベントを指します。
インターンに参加するなら、この会社説明会やオープンカンパニーを活用するのがおすすめです。

タイプ2の「キャリア教育」は、大学による講義や企業による教育プログラムです。

多く人がイメージするインターンはタイプ3の「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」で、実務体験ができます。
大学4年の6月から本選考が始まるため、選考前の準備として「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」を選ぶのは効率的ではないといえます。
「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」に参加したい場合は、内定をもらい就活がひと段落した後にしましょう◎

オンライン・対面の選び方

インターンには、オンライン開催ものと対面型のプログラムに大別できます。
「オープンカンパニー」や「キャリア教育」はオンラインでの開催が多く、タイパがいいので、大学4年から参加するなら有効に活用しましょう!

大学4年向けインターンの探し方5選

大学4年生におすすめのインターンの探し方は、以下の5つです。

  • 企業の公式ホームページやSNSをチェックする
  • インターン募集サイトをチェックする
  • 大学のキャリアセンターや就職課に相談する
  • LINEオープンチャットや友人から紹介してもらう
  • 公共サービスを利用する

大学4年生は、効率的にインターンを探すことが重要。
「インターンに参加したいけど、探し方がわからない」という方は、これから紹介する方法でインターン情報を探してみてください。

企業の公式ホームページやSNSをチェックする

興味のある企業の公式ホームページやSNSアカウントをチェックしましょう。
企業によっては自社ホームページやSNSでインターン情報を掲載している場合があります。

事業内容や社風なども確認できるので、志望度の高い企業や業界がある方におすすめです。

インターン募集サイトをチェックする

具体的な志望企業が決まっていない場合は、インターン専門の求人サイトを使いましょう。

しがキャリ https://shiga-career.jp/
マイナビ https://job.mynavi.jp/27/pc/toppage/displayTopPage/index
リクナビ https://job.rikunabi.com/n/
キャリタス就活 https://job.career-tasu.jp/top/
ゼロワンインターン https://01intern.com/
インターンシップガイド https://internshipguide.jp/

採用サイト・インターン専門サイト

内定を得るためにインターンに参加するなら、夏までに開催されるプログラムを探してみてください。

大学のキャリアセンターや就職課に相談する

大学のキャリアセンターや指導教員から、一般的なサイトには載っていない貴重なインターン情報を得られる可能性があります。

また、就活に出遅れてしまった先輩方の経験談など、リアルな話が蓄積されているケースも!
キャリアカウンセラーにインターンや就活の不安を打ち明けるのもおすすめです◎

LINEオープンチャットや友人から紹介してもらう

公式サイトには掲載されていない最新情報や、実体験に基づくリアルな情報を得るにはSNSや友人のネットワークが有効です。
特に一緒に就活をしている仲間・ライバルから就活の進み具合や選考情報が聞けると、インターンに参加すべきか否か考える材料になります。

身近に就活仲間がいない場合も、LINEオープンチャットで「26就活」「インターン情報交換」などと検索すると、匿名で情報交換ができるので活用するのがおすすめです!

公共サービスを利用する

地域によっては、公共サービスでインターンや就活支援を行っていることも。
滋賀県での就職を検討している方は、滋賀県のジョブカフェ「しがジョブパーク」が開催している『STEP!』の利用がおすすめです。

STEP!は、新しいキャリアへの一歩を踏み出すサポートプログラムです。
訪問先の企業を決めて参加するだけでなく、前後でキャリアコンサルタントと面談し、並走しながら取り組めます。

働くことに前向きになれない方も、丁寧なサポートを受け、安心して参加できるのがポイント。
内定後にSTEP!の就業体験を通して、社会人になる自覚を高めておきましょう。

【滋賀県での就職】滋賀インターン総選挙・フェスに参加しよう

イベント名 滋賀インターン総選挙(オンライン)
滋賀インターンフェス(in草津)
目的 ・県内のインターン情報を一気に収集できる
・働くことのイメージがつく
参加対象 大学1~4年生(短大・院生も可)
開催時期 6月ごろ
申し込み方法 しがキャリ内のイベントページ(例:2025年6月開催
特長 ・オンラインの対面の自分に合った方法で参加できる
・20社以上の優良企業と出会える

滋賀インターン総選挙・フェス」は滋賀県内の優良企業20社のインターン情報を一度に得られるイベントです。
オンラインと対面型の2日程開催で、参加しやすいほうを選べます。

たとえば、タイパ・コスパを大事にしたいならオンラインで効率よく。
じっくり話を聞きたいなら対面で参加して納得いくまで質問する、など使い分けができます。

採用担当者とつながれたら、選考の情報を得られる可能性も!
滋賀インターン総選挙・フェスに参加して、就活を加速させましょう。

(無料)滋賀インターン総選挙・
フェスに参加する

インターン参加が決まったらやること4選

インターンへの参加が決まったら、当日までに以下の4つをやりましょう!

  • 自己紹介を考える
  • ビジネスマナーの基本を覚えておく
  • インターン中に質問することを考えておく
  • 【オンライン参加の場合】通信環境を整備する

事前準備を行っておけば、インターン中のトラブルにもスムーズに対応できますよ◎

自己紹介を考える

インターンでは、自己紹介をする機会がたくさんあります。
できるように事前に内容を考え、練習しておきましょう。

以下の内容を盛り込んでおくと、突然話をふられたときにも対応できるはずです。

基本情報 名前・大学・学部・学科
志望動機 なぜこの企業・業界に興味を持ったのか
学生時代の経験 ゼミ・サークル・アルバイトなどの経験
意気込み インターンで学びたいこと・貢献したいこと

インターンごとに、企業や業界に合わせた内容にカスタマイズするといいでしょう。

ビジネスマナーの基本を覚えておく

インターン先で失礼のないように、身だしなみや言葉遣いなどの基本的なビジネスマナーを覚えておきましょう
入社してからも役に立つので、身につけておいて損はありません。

以下のサイトが参考になるので、一読しておきましょう!
参考記事:恥をかかないための就活マナー(マイナビ2027)

インターン中に質問することを考えておく

事前に質問を用意しておくことで、積極的な姿勢をアピールできるだけでなく、より多くの情報を得られます

インターンの場で疑問点を解消しておけば、実際に選考に挑むときにスムーズに進められるはずです!

【オンライン参加の場合】通信環境を整備する

オンライン参加の場合、事前に通信環境を整えておくことが重要です。

  • インターネット接続の確認
  • 必要なソフトウェア(Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなど)の準備
  • カメラ・マイクの動作確認
  • 背景の設定
  • 照明の準備

以上を事前に確認し、当日トラブルが起きないようにしておきましょう。

大学4年でインターンに参加するメリット4選

大学4年でのインターン参加は遅いのが実情ですが、以下のメリットもあります。

  • 就活でのアピールにつながる
  • 内定直結型インターンがある
  • 自己理解や業界理解が深まる
  • 入社前に社会人スキルを身につけられる

本選考まで時間が限られているので、これらのメリットを踏まえて参加するかどうか判断しましょう。

就活でのアピールにつながる

インターンは、学生生活で生じることとは全く異なる経験ができる機会です。
中でも実務経験のあるプログラムで得た学びは、自己PRや志望動機で語れる具体的エピソードとして活用できます。

もし時間に余裕があるなら、選考直前に実体験を増やせるチャンスとして、アピールの引き出しを増やしましょう。

内定直結型インターンがある

インターンに参加したことをきっかけに、内定につながるケースがあります。
就職白書2025によると、キャリア形成支援プログラム(インターン)から採用された人は26.4%いるとの結果がでています。

また、2025年度卒の就活から、企業側は「就業体験を実施するプログラムの場合のみ、インターンで得た学生の情報を採用活動に活用していい」と定義されました。

数は限られますが、大学4年でも参加できる内定直結型インターンを探してみるのは、ひとつの選択肢になるでしょう。

自己理解や業界理解が深まる

インターンを通してビジネスに関わることで「自分が何に興味があるのか」「自分に向いている仕事は何か」を具体的に理解できるようになります。
インターネットで検索していた内容と実践とでは大きな違いがあることも多く、業界や企業に対する理解が深まるのは、大きなメリット◎

内閣府の調査によると、インターンに参加した結果「業界・業種を理解することができた」と回答した人は76.7%(5日以上インターンに参加した場合)という結果がでています。

入社後のミスマッチを防ぐためにインターンに参加するのは、効果的です。

入社前に社会人スキルを身につけられる

仮に選考には関係しなくても、インターンは社会人になる準備として活用できます。
社会人の先輩方を間近で見られるので、大学の授業では学べない実践的なビジネスマナーや、社会人としてのふるまいを身につけられます。

インターン中に身につけたビジネススキルは、就活中に企業とのやりとりで役立つだけでなく入社後すぐに活かせる武器になるでしょう。

大学4年でインターンに参加するデメリット3選

大学4年でのインターンに参加するデメリットは、以下の3つです。

  • 卒論やサークルとの両立が大変
  • 税金や報酬などの制度面に注意が必要
  • 「バイトと同じ」で終わる可能性がある

事前にデメリットを理解しておき、後悔のない選択をしましょう。

卒論やサークルとの両立が大変

大学4年は就活だけでなく、卒業論文の執筆や研究、サークル活動など忙しくなる時期です。
インターンに参加することで、これらの活動との両立が難しくなる可能性も。

学業やサークル活動とのバランスを事前に見極め、無理のない範囲で参加することが重要です。

税金や報酬などの制度面に注意が必要

有償のインターンに参加した場合、所得によっては所得税や住民税などが課税される場合があります。
親の扶養に入っている場合、扶養から外れる可能性も!

内定獲得後の長期インターンを考えている方は、報酬面に注意が必要です。

「バイトと同じ」で終わる可能性がある

インターンへの参加は、企業の業務を体験し社会人としてのスキルを身につけられる貴重な機会です。
しかし、目的意識を持たないまま長期インターンに参加すると「アルバイトとやっていることが同じ」状態で終わってしまうことも。

特に就活終了後にインターンに参加する方は、目的をしっかりと考えた上で参加を決めましょう。

まとめ|大学4年でインターンに参加するなら戦略的に!

大学4年から就活を始める場合、いかに効率よく内定まで辿りつけるかが重要です。
これから就活に取り組むのであれば、インターンではなく企業が個別に開催している企業説明会への参加がおすすめ

やみくもにインターンに参加するのではなく、戦略的に活用できるよう今すぐ情報収集を始めましょう!

滋賀県での就職を考えているなら、滋賀に特化した就活情報サイト「しがキャリ」を使うことで、県内の企業情報を効率よく収集できます。
今からでも遅くないので「しがキャリ」に登録して、内定まで駆け抜けましょう!

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【大学4年のインターン】に関するよくある質問

Q:大学4年生で就活を何もしていない場合、インターンに参加すべき?

A:大学4年で就活を始めていない場合は、就業体験のあるプログラムよりも「企業説明会」や「オープンカンパニー」への参加がおすすめ

大学4年の6月から本選考が始まるので、できるだけ早めに就活をスタートさせる必要があります。
多くの企業や業界を知るために、短時間で参加できるものがおすすめです。

Q:内定後にインターンに参加する意味はある?

A:内定後にインターンに参加する意味はあります
具体的なメリットは、以下のとおりです。

  • スキルアップできる
  • キャリアプランを明確にできる
  • 社会人としての意識を高められる

内定先でインターンに参加する場合、入社前に企業文化や業務内容を体験できるため、入社後スムーズに業務に入れるメリットがあります。
学生の間に入社後のイメージをつけたい人は、内定先で長期インターンができないか、確認してみるとよいでしょう。

一方、内定先と異なる企業でインターンに参加すると、異なる業界や職種を経験でき視野が広がるというメリットもありますよ!

Q:インターンは何年生が参加できる?

A:全学年で参加できます
ただし、就業体験のある「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」に参加できるのは、大学3年生以上とされています。(参照:何が変わるの?これからのインターンシップ

詳しくは「インターンシップ4種類の特徴」を確認してみてください。

Q:就活はいつ終わる?

A:大学4年の6月末までに9割の人が終わります
内閣府の調査によると、就活生の約9割が大学4年の6月までに内々定をもらったというデータがあります。

もしも大学4年生時点でまだ就活を始めていない方は、今すぐ動いて内定を勝ち取りましょう!

滋賀県特化型キャリアナビサイト

学生と企業をつなぐ就職活動サイト

テーマは「無理をしない」就活。

お互いが本音で、良いところも伸びしろも
出し合って、「ええやん」と言い合える人・企業との
出会いをつくります。

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